ユニデン、据置型国際VHFトランシーバーの新機種を発売
ユニデン株式会社（東証一部：6815、本社：東京都中央区、代表者：山下 兵衛）は、2011年3月4日より船舶共通通信システムに対応した、25W出力／据置型（フィックスドマウント型）の国際VHFトランシーバー＜UM415＞を発売いたします。
2009年10月の制度改正により、日本国内でも、北米等で普及している国際ＶＨＦトランシーバーと同等仕様の機器（※1）がより簡便な手続きと費用で運用（※2）できるようになりました。
従来の船舶通信では船舶の規模や用途ごとに異なった無線システムが使用されていたため、緊急時の危機回避行動等の相互連絡を取ることが困難な状況でした。この制度改正は、船舶間で共通に使用できる通信システムを早急に普及させ、海上安全のために有効な通信手段を確保するために行われています。
＜UM415＞は、コンパクトサイズながら視認性の高い大型液晶ディスプレイを搭載し、DISTRESSボタンを押す事で自動で遭難信号を発するＤＳＣ Class D機能を標準搭載。
また、JIS8（相当）の防水性能など北米市場においても高い評価を得ている据置型の製品です。
ユニデンでは、船舶用無線機の分野において40年以上にわたる北米市場での実績に培われた信頼性、コストパフォーマンスを生かして、日本国内でも海上の安全を守る国際VHFトランシーバーの普及に努めてまいります。
※1 登録証明機関による技術基準適合証明を受けている機器に限ります。
※2 第二級海上特殊無線技士以上の資格および特定船舶局としての無線局免許が必要です。
以上
詳細
国際VHFトランシーバー[UM415]
価格： オープン
販売開始日： 2011年3月4日